COLUMN家づくりコラム

きちんと知りたい、吹抜けのお話。

イエタッタ編集部
2021.08.14

吹抜けとは、下階部分の天井、上階部分の床を設けないことで、上下を連続させたスペースのことをいいます。代表的な部分として玄関部分やリビング、階段部に吹抜けを設けることが多く、空間が上下に抜けることで視覚的な広がりを得ることができます。

また、上階から光を取り入れることができるようになるほか、風の通り抜けが良くなります。

 

ほかにも、下の階と上の階につながりができるため声が通りやすく、お互いの存在を感じやすくなるため、家族同士のつながりがより密になるとも言われます。

 

 

 

では、よく言われることのある吹抜けのデメリットは?

冷暖房効率が悪くなることや、声が響きやすくなる、プライバシーを保ちにくい。といったところでしょうか?

なかでも代表的なものが冷暖房効率についてです。空間が縦方向に広がるため、空間の体積が大きくなる分たくさん冷したり温めたりするので、そうなるのは仕方ないです。

ただこれも気密性や断熱性を改善することで効率を良くしたり、夏と冬の日射しを考え、窓の位置を十分に検討することで太陽光を効率よく遮ったり利用したりすることでかなり変わってきます。

 

単純に言って、吹抜けの家は広く感じますし、デザイン面から見ても優れていることが多いです。自分たちがどんな暮らしをしたいのか、それに吹抜け構造が必要なのかを考え、デメリットに対する対策や、上回るメリット部分を十分に検討して取り入れましょう。

 

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