COLUMN家づくりコラム

理想の平屋の注文住宅を建てよう ポイントと注意事項を合わせてご紹介 

イエタッタ編集部
2024.05.01

理想の平屋の注文住宅を建てよう ポイントと注意事項を合わせてご紹介


平屋の注文住宅

 

洗濯物を持って2階に上がるのが大変、膝が痛くて階段の上り下りが辛い、など2階建ての不便さを感じる方もいるでしょう。

平屋であれば階段を使うこともありません。

平屋にすれば天井が高く開放感のある家で快適に暮らすことも可能です。

 

しかし、平屋は空き巣に狙われやすかったり、間取りをよく考えないと風通しの悪い部屋ができてしまったりすることもあります。

平屋とはどういった家か、平屋のメリットやデメリット、また失敗しやすい点や対処法について解説します。

 

目次--------------------------------------------

・平屋とはどんな家なの?

・平屋のメリットとは?どんな人に向いているのか?

・平屋のデメリットとは?

・平屋はどれくらいの土地の広さが必要?家の大きさはどれくらい?

平屋は防犯対策をしっかりと講じないと危ない?

・平屋で失敗しやすいポイントとその対処法とは?

平屋のおすすめ施工事例5選

・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

・関連リンク

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 平屋とはどんな家なの?

 

平屋の注文住宅

 

平屋とは、階段のない1階建ての家のことを指します。

キッチンやリビング、バスルーム、夫婦や子どもの部屋などがすべてワンフロアに集約された建物のことです。

 

年を取って階段を使うのが苦労するようになると、階段のない平屋は楽なものです。

階段があるからといって住み替えや引っ越しなどをしなくてもすむでしょう。

 

平屋のメリットは階段がないことだけではありません。

天井を高くして広い空間を演出できたり、開放的な家づくりをしたりすることも可能です。

自然光が天井から降りそそぐ家は明るくて快適なものでしょう。

 

広い敷地は必要になりますが、中庭を作るなど間取りを自由に設計することも可能です。

平屋は揺れにも強く、台風などにも強いのが特徴です。

 

 

平屋のメリットとは?どんな人に向いているのか?

 

メリット

 

平屋のメリットの一つが2階や3階への移動をしなくてすむことです。

体が健康な年代ではあまり感じないかもしれませんが、年を取ると膝や腰を痛めることもあり、階段の上り下りが苦痛になることもあります。

年を取って足腰が不自由になっても同じ家に住み続けたいなら、平屋の方が住みやすいでしょう。

 

ワンフロアなら、夜中におぼつかない足取りで階段を下りてトイレに行かずにすみます。

小さいお子さんが誤って階段から転げ落ちる心配もありません。

また、重い荷物を上階に運ぶ必要もありません。

 

2階がない分高い場所の空間を自由に使うこともできます。

天窓をつければ太陽の光を十分に取り入れることができ、夜は部屋にいながら星などを眺めることもできるでしょう。

 

平屋は高い場所の作業がないため、修繕をする際コストを抑えることも可能です。

家は定期的なメンテナンスが必要なので、修繕費用を抑えられるのはメリットです。

 

また、屋根の面積が広いので太陽光発電システムを搭載したい方にもおすすめです。

建物が低い分、設置やメンテナンスもしやすいでしょう。

上階の重みもなく、家の高さもないため、地震や台風などの自然災害に強いのもメリット。

長く、安心して住めるのが平屋の魅力です。

 

 

平屋のデメリットとは?

 

デメリット

 

平屋のデメリットは広い敷地が必要なことです。

敷地が狭い場合、2階建て、3階建てにすれば部屋数を増やすこともできますが、平屋となると限られた間取りにしなければならないこともあります。

 

建物を建てる場合、用途地域(※)によって、建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)や、容積率(敷地面積に対する延べ床面積の割合)が決まっています。

どのくらいの大きさの建物を建てられるかが決められているので、広い平屋をつくるなら敷地も広くなければなりません。

(※)用途地域についての詳細はこちらのページをご覧ください。

 

平屋を建てる場合、日当たりに関してしっかり確認する必要があります。

周りに高い建物が多ければ、低い平屋は日当たりが悪くなる可能性があり、広ければ広いほど、中央の部屋は太陽の光が届きにくいため、暗くなってしまうでしょう。

 

また、平屋の注文住宅の場合、2階建て住宅よりも費用相場や高いと言われています。

この詳しい理由や対処法などのご興味がある場合はこちらのページをご確認ください。

 

さらに、後ほどご説明いたしますが、防犯対策をしっかり講じないと空き巣に入られやすいのも注意しなければいけないデメリットです。

 

平屋を建てる際には、デメリットや注意点を確認することも重要です。

 

 

平屋はどれくらいの土地の広さが必要?家の大きさはどれくらい?

 

平屋

 

平屋を建てるには、どれくらいの敷地が必要なのでしょうか?

さまざまなスタイルの平屋を建てることを想定した際、一般型誘導居住面積水準を参考にすると、4人以上世帯で125平方メートル(約38坪)の居住面積が必要です。

 

また、どれくらいの大きさの家が建てられるかは、先にも述べた建ぺい率と容積率から確認します。

建ぺい率は、建物を上から見たときの面積です。

 

居住面積が38坪の平屋を建てる場合、建ぺい率が50%なら76坪の土地を用意しなければなりません。

建ぺい率は上限が30%~80%の範囲内で、土地ごとに定められているのでしっかり確認しましょう。

 

容積率についても知っておきましょう。容積率は家のフロアの面積をすべて足した面積の割合です。

容積率も土地ごとに割合が決まっています。

 

容積率が大丈夫であっても、建ぺい率がクリアできないと違法建築になってしまいます。

平屋を建てる際には、建ぺい率と容積率の両方の確認が重要です。

 

 

平屋は防犯対策をしっかりと講じないと危ない?

 

平屋の防犯対策

 

平屋は空き巣などの被害にあいやすいとされているので、しっかりとした防犯対策が必要です。

理由の一つは、平屋の場合出入口もたくさん設置することが多く、それだけ空き巣が入りやすいということです。

広い面積の家となれば、入口が一つというわけにはいきません。

窓も大きく、広くすると、ガラスを割って侵入しやすくなります。

 

また、広い敷地が必要になるため、周りに家などが少ない広い場所を選ぶことが多いものです。

しかし、周りに家や店舗などがないということは、人目も少なく、不審な人物が家をのぞいていたり、侵入したりしても誰にも気づいてもらえません。

 

周囲が開けていると家全体が見えやすいので、家族構成や人のいない時間帯など把握されやすいのも平屋が空き巣に狙われやすい理由です。

マンションの1階が泥棒や空き巣にあいやすいのと同じで、2階や3階より空き巣に侵入されやすいのです。

 

防犯対策としてやっておきたいのが、空き巣が簡単に侵入できないよう、防犯ガラスにすることです。

防犯効果が期待できる窓ガラスなら、割ったり、穴を開けたりするのに時間がかかりますので、簡単に侵入できなくなるでしょう。

 

窓にもう一つ鍵を付けたり、面格子を設置したりするのも防犯対策となります。

さらに、空き巣が庭に入ってきたときに点灯するセンサーライトや、足音がわかりやすい防犯砂利などもおすすめです。

 

 

平屋で失敗しやすいポイントとその対処法とは?

 

失敗しやすいポイント

 

高い天井に開放感のある平屋に憧れる方も多いものです。

しかし、平屋にしたことで失敗することもあります。

後悔しないためにも、平屋で失敗しやすいポイントと対処法を知っておきましょう。

 

・一人になれる場所がない…

 

2階に部屋があれば一人になれるものの、平屋はそれができません。

一人の時間も大切です。

ロフトなら屋根裏のような過ごし方ができ、一人の時間を満喫できるでしょう。

また、家族みんなが集まるリビングと寝室などを離した間取りにするも方法の一つです。

 

・トイレが遠くて不便

 

お腹が痛くなったとき、すぐにトイレに駆け込めないのは不便です。

できれば2ヵ所くらいはトイレを設置してもよいでしょう。

寝室の近くにトイレは設置しておくと、老後なども安心です。

 

・家事の動線が長くなってしまう

 

広い家は移動距離も長くなりがちです。

特に家事をする際、移動する距離が長いと作業効率が悪くなり、疲れやすくなります。

対処法としては、洗濯機や干す場所、キッチンとパントリーなどはできるだけ近くにつくることです。

どこに何があれば無駄な動きをなくせるか、シミュレーションをしてみましょう。

 

・日当たりや風通しが良くない

 

家の真ん中は日当たりも悪く、風も通りにくくなることがあります。

その場合は中庭を作るのもおすすめです。

コの字型やロの字型、L字型など、いろいろなスタイルがあるので検討してみましょう。

 

・収納が思ったほどなく足りなかった

 

部屋を広くしたいと考えると、収納スペースが削られてしまうことがあります。

物をしまえないと部屋が片付かないほか、収納のための棚や収納家具を置くことになり部屋が狭くなってしまいます。

収納スペースを確保しにくい場合は、デッドスペースを利用しましょう。

広めのクローゼットとして通り抜けできるウォークスルーにするのもおすすめです。

 

 

平屋のおすすめ施工事例5選

 

①屋根の赤瓦が沖縄や南仏を想わせる青空が映える平屋

 

平屋

 

【基本情報】

施工事例:見晴らしの良い高台に建つ、自然素材を使ったシンプルモダンな平屋

本体価格 1,136万円~

坪単価  44万円~

延床面積 85.02㎡/25.7坪

間取り  1LDK

 

イエローの壁が明るい室内

 

高台に位置する平屋住宅は、眺めが良く、居心地が良いです。キッチンからは室内全体を一望でき、常にお子さまの様子を見守ることができます。壁紙は明るいイエローで統一し、カラフルなモザイクタイルや壁紙を取り入れることで、施主の明るい個性が住まいに豊かに表現されています。

 

②風土を受け継ぐ平屋の暮らし

 

風土を受け継ぐ 平屋の暮らし」

 

【基本情報】

施工事例:【casa piatto】満足度もコスパも最大、永年満足の平屋をあなたに。

本体価格 1,800万円~

坪単価  60万円~

延床面積 86.95㎡/26.30坪

間取り  正方形プラン4LDK・長方形プラン3LDK

 

家族の笑顔あふれる平屋

 

四季を感じながら、代々受け継がれてきたこの国特有の平屋の住まい。家族が築いてきた風土や文化が息づく中で、縁側のスペースが住まいと庭が穏やかに調和します。光と風が心地よく流れ、家族も穏やかに結びつき、日々の喜びを共に紡いでいきます。

 

③四季折々の表情が楽しめる和風スタイルの平屋

 

和風の平屋

 

【基本情報】

本体価格 1,870万円~
坪単価  78万円~
延床面積 79.08㎡/23.96坪
間取り  3LDK

 

テラス

 

静寂と存在感に満ちた、圧倒的な外観が特徴です。外壁には黒の吹付を採用し、緩やかな勾配の和モダンな屋根が特徴です。正面には木目の縦格子と大きな丸窓があり、和の美しさが感じられます。薄暮の灯りが家族や来客を温かく迎えるおもてなしの雰囲気を演出しています。また、縦格子は外からの視線を柔らかく遮り、プライバシーを守りながら外観を彩ります。緑や木々との共存を考慮した設計です。

 

④スキップフロアが付いた広い平屋住宅

 

スキップフロアが付いた平屋

 

【基本情報】

本体価格 2,000万円~2,500万円
坪単価  60万円~
延床面積 128.76㎡/38.9坪
間取り  3LDK

 

キッチンの窓から見える緑

 

老後に備え、ワンフロアでの生活を重視し、家事効率を高める水まわりの動線に配慮した設計になっています。特に、キッチン横の窓から眺める緑の景色を楽しんでいただけるようになっています。また、周囲の景色を活かした心地よいウッドデッキの空間で物思いにふけることが出来る安らぎの平屋です。

 

⑤愛車と海が同時に楽しめる平屋ガレージハウス

 

平屋ガレージハウス

 

【基本情報】

本体価格 5,000万円~
坪単価  93万円~
延床面積 175.86㎡/53.29坪

 

愛車が眺められる平屋

 

セカンドハウスとして設計された平屋のガレージハウス。ガレージは一部がガラス壁で、お気に入りの車をいつでも眺めることができます。リビングやバスルームからの眺望は見応えがあり、素晴らしい景色の中で趣味のサックスを演奏し、心身をリフレッシュできます。

 

 

大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

 

開放感があり、階段のない生活ができる平屋は魅力的です。

ただし、しっかりした防犯対策が必要で、どのような間取りにするかによって暗い部屋ができてしまったり、収納がなくて不便になってしまったりすることもあります。

平屋をお考えの方はぜひこのページを参考にどのような間取りが良いか、防犯対策を含め慎重に検討してみてください。

 

イエタッタでは施工事例800件以上、モデルハウス、住宅イベント、土地や建売情報、リフォーム情報も多数掲載!

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関連リンク

 

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