COLUMN家づくりコラム

知っておくべきマネープランニングと法律のQ&A①

イエタッタ編集部
2021.10.11

家を建てるときに気になる、「お金」と「法律」のこと。

知っておかないと、予想外の出費に驚いたり、工期が長くなったり、プラン変更を余儀なくされたり…。基本的な知識と無理のない計画的なマネープランを立てましょう。

 

Q. 総費用の目安って計算できないの?

 

A. 平均坪単価が分かればできます。家の規模やグレードを確認する際に参考にしてください例えば、平均坪単価60万円、建坪50坪の家を建てた場合、60×50=本体工事費3,000万円÷75%=総費用は約4,000万円になります(別途工事費は680万円前後、諸費用は320円前後)。下記のグラフを参考に。

 

 

 

Q. 広告でよく見る「本体価格」って?

 

A. 本体価格とは、建物本体の費用のこと。ここで間違ってはいけないのが、これだけでは家は建てられないということです。他に、「別途工事費」「諸経費」、さらに入居後にも税金を支払わなければらないなど、建物以外にもお金はかかってきます。

 

 

Q. 「別途工事費」「諸経費」ってどのくらいかかるの?

 

A. 別途工事費は全体の15~20%、諸経費は全体の5~10%を占めます。

別途工事費は、解体工事、地盤が軟弱な場合の地盤工事、外構工事、上下水道やガス、電話工事などです。状況に応じて必要なので、突然の出費なも予測しておかなければなりません。

また、諸経費には、印紙代、ローンの手数料、引っ越し、地鎮祭・上棟式、土地・建物の登記、火災保険料など、さまざまなものがあります。さらに、土地を買う場合は土地代もかかります。

 

 

Q. 家ってどこでも建てられるの?

A. それは違います。家の大きさ、道路の幅などによる法律規制があります。下の表のように、建築基準法によって、建築できる建物の種類、大きさ、高さなどが制限(用途地域)されていて、それぞれに建ぺい率(敷地面積に対する延床面積の割合)が決まっています。だから、土地の用途地域を事前に確認しておかないと、新しい建物が建てられない、建物の大きさに制限があるなどのトラブルが生じます。詳しくはパートナーに聞いてみましょう。

 

 

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